広島での登山(低山ハイク)にご興味をお持ちの方!
初心者の方にもおすすめの登りやすい低山がここ広島には沢山ありますよ!
広島の山についてよく知る先輩ハイカーの皆さんに「おすすめの低山は?」という質問をしたところ、沢山の回答をいただきましたので、その結果多かったものと自薦をまとめてご紹介していきます!
どの山も往復/周回1~2時間強で登れる山ですので、低山ハイクデビューや久々の登山の足慣らしとしてご活用ください。
興味を持たれた山は「YAMAP」などで更に詳しく検索してみてくださいね♪
広島のおすすめ低山を登りやすい順にご紹介!
今回ご紹介する広島の低山はこちらの山々!
アクセスしやすい市内を中心に、「登りやすく・眺望の美しい山」が沢山選ばれています。
では早速、登りやすい山から順番にご紹介していきましょう♪
・二葉山 標高131m(広島市東区)往復1時間程度
広島の玄関口であるJR広島駅からすぐ北側に見える低山。山頂に「仏舎利塔」があることで有名です。
小学校の遠足などでも登ることのある、とても歩きやすい山ですよ!
さらに、「実はこの二葉山自体がパワースポットとなっており、広島城と町を守る為の砦となっている」というのも知る人ぞ知るお話…
(登山道の途中にある『太陽の岩』が特に人気スポットとなっていますので、ぜひご自身の目と体でご確認ください!)
山頂は開けた公園となっておりのんびりと過ごしやすく、広島の駅〜市内を一望することができます。
登山ルートはいくつかありますが、東照宮の裏山の金光稲荷神社から登るルートでは、稲荷神社ならではの真っ赤な鳥居群を見ることができ、神秘的な雰囲気や写真撮影スポットとしても楽しめるのでおすすめです。
お散歩の延長で気軽に登れる低山です!
・牛田山 標高261m(東区牛田)往復2時間程度
前項の二葉山の少し北側に位置する低山です。
見立山、神田山、尾長山など同程度の低山と連なり、様々な方向からアプローチが可能な山。
それらの山を縦走(尾根をつたって連なる山々を歩くこと)をする方も多いです。
牛田山はボランティアの方が日々熱心に整備や登山客対応をされているので、登山道~山頂も状態がよく、ベンチなども多くあり、初心者の方でも安心して登れます。
山頂におられるボランティアの方に色々なお話を聞いたり、自分の好きなルートを見つける楽しみもありますよ💡
宗箇山 (三滝山) 標高356m(安佐南区長束)往復2時間程度
市内中心部から北西に位置する宗箇山(そうこやま)、地元では三滝山という名で親しまれている低山です。
戦国武将で茶人の上田宗箇がこの山に松を植えたのが名称の由来。(山頂ではその松(現在4代目)を見ることができます)。
小学校低学年の遠足コースでもあり、初心者の方でも登りやすい山です!
市内南部と瀬戸内海を一望できますよ。
登山ルートは趣のある三滝寺を抜けるAコース(竹林でわりと穏やか)とBコース(後半岩が多く少しきつめのコース)があります。
三滝寺はまるで別世界に迷い込んだかのような神秘的な空間ですので、個人的にはまずAコースを通られることをお勧めします。
Bコースでは「双子の大岩」ごしに眺望を楽しむことができるため、「Aコースで上がり、Bコースで降りる」などもおすすめです。
高尾山/岩谷観音 標高424.2m (安芸郡府中町) 最短往復1時間半程度
市内中心部から東側に位置する高尾山(たかおやま)。
アクセスもしやすく、山頂付近では360°の大パノラマが楽しめるおすすめの低山です。
いくつかルートがありますが、利用者が多いのは「麓の水分峡の駐車場に車を置き、水分神社脇の登山口から登る」ルート。約1時間半程度で往復が可能です。 (駐車場は17時以降は施錠されますのでお気を付けを!)
経路途中にある岩谷観音も非常に神聖な気持ちになれるスポットです(ここが眺望のベストポイント💡)
初心者をはじめお子さんでも登れる山ですが、やや勾配があるため足腰に痛みや不安がある方は少し注意が必要です。
日浦山 標高345m(安芸郡海田町) 周回2時間程度
日浦山(ひのうらやま)は前項の高尾山のやや南方、市内中心部から東側に位置する山です。
海田湾や広島湾と海辺の街並みを一望できる魅力的な低山。
西側や南側などいくつかの登山ルートがあります。
南側のAコース(ひまわり観音)から登るとベンチも多く比較的穏やかで、名物の「地獄岩」ごしに眺望を楽しむことが可能なためおすすめです。
地獄岩には登ることもできますが、とても怖いです…くれぐれもお足元にはお気をつけください…!
鈴が峯 標高312m (西区井口)往復2時間程度
市内西部にある低山。
前述の宗箇山(三滝山)とこちらの鈴が峯、さらに北方の武田山の三山は「広島南アルプス」と呼ばれており、縦走を楽しむ方も多くおられる山です。
山頂からは市内~廿日市方面の街並みと瀬戸海という、海多めの眺望を楽しめます。
こちらもいくつか登山ルートがありますが、縦走コースでなければどれも山頂まで30~1時間ほどの行程です。
登山道もよく整備され初心者やご家族連れなどにもおすすめですよ!
ただし、少し砂が多い地面で一部滑りやすいのでお気を付けください。登りやすい山ですが、登山靴をしっかりご用意くださいね。
倉橋島 火山(ひやま)標高408m (呉市倉橋町)往復2時間半程度
広島県の最南端、倉橋島の中心部にある低山です。
かつては瀬戸内の船の要所として山頂で灯台代わりの火を焚いていたことが名前の由来となった山です。
麓に登山口がいくつかありますが、どこから登っても長くて1時間強で山頂の展望岩に到着します。
(途中梯子やロープを使う場所も一部あり。)
万が一長距離を歩くのが不安な状態になられた場合は「火山駐車場」からだと15分ほど歩けば手軽に瀬戸内海の大パノラマを楽しめます。
少し傾斜がきついので、山歩きに慣れてから挑戦されるか、まずは駐車場まで車で行ってみられることをおすすめします!
深入山 標高1153m (安芸太田町)周回2時間程度
中国百名山のひとつとして知られる深入山(しんにゅうざん)。
低山の域を少し出てしまうかもしれませんが、麓の登山口には駐車場もありとても登りやすい山となっています。
登山道は4コースありますが、どの道も草原の趣でよく整備もされ、初心者でも歩きやすいです。
距離が長いコースでも周回で2時間程度です。
特に春から夏は新緑が非常に爽やかでリラックス&リフレッシュ効果も抜群!
(登山ではなくゆったり癒し用のハイキングコースもあります)
南登山口コースは傾斜がきついのでしんどいかもしれません。
近くには『いこいの村ひろしま』という温泉宿泊施設もあり、泊りがけでののんびりハイキングにもおすすめです!
低山ハイク初心者におすすめな広島の低山まとめ
初心者でも登りやすい広島の低山をご紹介してきました!
どの山もそれぞれに違った魅力や歴史があり、事前に知識を深めてみることで更に様々な角度から楽しむことができると思います!
また、同じ山でも季節が違えばかなり様子も変わります。
春夏は爽やかな新緑、秋は紅葉が楽しめたり、冬は樹木の葉が落ちて随分見晴らしが良くなり、眼下の景色を楽しみやすくなります。
次々別の山にチャレンジするもよし、同じ山を何度も楽しむもよし。
ぜひマイペースに低山ハイクを楽しまれてくださいね!
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