水草ビオトープの作り方と広島のおすすめメダカ専門販売店6選|ベランダでも簡単!癒しのめだか飼育

アクアリウム

メダカは穏やかな癒やしの時間を与えてくれる生き物です。
特別な設備がなくても、ベランダや庭先に置いた容器で立派な「メダカのビオトープ」が作れるため、近年ではネット販売やSNSでの発信増加も相まって、人気の趣味となっています!

品種改良が進み、一昔前では見られなかった色柄のメダカも!
「獅子流し」
「三色ラメ」
「ユリシス」
「青ラメ」

また、実はここ広島は、愛好家も多い『改良メダカ』を代表する品種のひとつ『楊貴妃メダカ』発祥の地。全国からメダカの愛好家が訪れる専門店もあります。

鮮やかな朱赤色がきれいな「楊貴妃」

この記事では、道具選びから簡単な水草ビオトープの作り方、そして実際に素敵なメダカを購入できる広島県内のお店まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します!

❓めだかビオトープ、秋から始めても間に合う?

「もう9月だけど、今から始めても大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、広島県のような温暖な地域なら9月スタートでも十分間に合います!
もともと日本の野生メダカは屋外で冬を越す魚なので、対策さえしっかりすれば心配いりません。

秋からでも元気に育つコツ
まず、生まれたばかりの稚魚ではなく、ある程度育った成魚(体長1.5cm以上が目安)を迎えると安心です。また、冬までに十分な体力をつけるため、栄養豊富な産卵用の餌などをこまめに与えてしっかり力をつけさせてあげましょう。
水草はアナカリスマツモなど寒さに強い種類を選ぶと管理がラクになります。
産卵シーズンは終わりに近くなりますが、暑さが和らいで人もメダカも過ごしやすくなる時期。ぜひ気軽に始めてみてくださいね!

まずはメダカ飼育の道具をそろえよう!

めだかビオトープ作りに必要な道具は、ホームセンター園芸店100円ショップなどですべて手軽に揃えられます。難しい専門知識がなくても大丈夫です。

めだかの水草ビオトープ作りに必要な道具

容器(睡蓮鉢やプラ舟など、口が広く深さ20cm以上のもの…水面から必要な酸素が吸収されるため、細くて深さがある物よりも幅が広い物のほうがおすすめです。また質が厚め・水量多めのものだと暑さ寒さの影響をより受けにくくなります)

底床材(田砂または赤玉土などがおすすめ…水を汚しにくくバクテリアの住処にもなり、水草の根も張りやすいです)

水草(ホテイアオイ、アナカリス、睡蓮など、日陰や隠れ家を作ってくれるものをお好みで。水草はメダカの産卵場所にもなります。)

「ホテイアオイ」小型の姫ホテイアオイもおすすめ
「アナカリス」水質浄化作用も高い水草です
「マツモ」暑さ寒さに強くお水も綺麗に

カルキ抜き剤(水道水の塩素を中和しメダカにやさしい飼育水を作ります。水を汲み置き出来る場合は不要です)

スコップやバケツなど作業用の道具(メダカ移動用のすくい網があると便利です)

(レイアウト用のレンガや石、流木など)(必須ではありません、お好みで)

メダカの餌(稚魚の場合、微粉末状の餌でないとうまく口に入らないため、餌のサイズに注意しましょう。稚魚の死因の第一位は餓死といわれています)

左:微粉末タイプ 右:顆粒タイプ

❓めだかの飼育容器、室内に置いてはダメ?

メダカの室内飼育は不可能ではありませんが、屋外より難易度が上がります。
というのもメダカは日光(紫外線)を浴びて成長に必要なビタミンD・Aを作るため、不足すると弱く短命になりがちです。また日照サイクルが乱れて体調を崩しやすくなり、苔やミジンコも湧きにくく、せっかくきれいなメダカをお迎えしても良い色柄が出にくくなります。

「どうしても室内で」という場合は、日当たりの良い窓辺に置く、植物育成用LEDで補うといった工夫を。「普段は屋外、真冬だけ室内に取り込む」ハイブリッド方式もおすすめです。

めだかの水草ビオトープの作り方(5ステップ)

どのような容器やレイアウトであっても、ビオトープ作りの基本は同じです💡

① 容器を洗い、底床材を敷く

容器を水でよく洗い、汚れやホコリを落とします。洗剤は使わず水だけで十分です。
洗浄が終わったら、容器の底に田砂や砂利、赤玉土などを3〜5cmほどの厚さで敷き詰めます。厚みを均一にすると、後の水草の根付きやが安定します。レイアウトによってはレンガなどを加えて高さを出します。

② 軽く水を注ぐ

水道水を静かに半量ほど注ぎ、カルキ抜き剤を規定量入れます。カルキ抜き剤を使わない場合は、汲み置きして1〜2日ほど置いた水を使うと安心です。 レイアウトよっては先に水草(鉢など)を置いてしまってもかまいません。(今回はそのやり方で進めます)

③ 水草を植える・浮かべる

アナカリスなど茎があるタイプの水草は底床に軽く挿したり、鉢に赤玉土などを使ってまとめて植えます (根っこが出ていないままでもOK)。ホテイアオイなどの浮き草は最後に水面に浮かべるだけで大丈夫です。はじめからビオトープ用の寄せ植え鉢を購入するのも便利。(鉢と水面の高さが合わない場合は、よく洗った石やレンガ、アクリル板などを下に入れてさらに高さを調整します)。
お好みできれいな石や流木などを加えても◎!

各種バランスを調整したら、再度お水をやさしくたっぷりと加えてカルキを抜けば、レイアウトは完成です!

メダカビオトープの作り方
メダカビオトープの作り方

④ 数日置いて環境を安定させる

完成後はすぐにメダカを迎え入れるのではなく、直射日光が当たりすぎない屋外に3日〜1週間ほど置きます。その間にカルキが完全に抜けて水温が外気に馴染むほか、土の濁りが落ち着き微生物(バクテリア)が増え始めるため、メダカにとって住みやすい環境に整います。

⑤ 気に入ったメダカをゆっくり投入する(水合わせ)

お迎えしたメダカはすぐに放さず、袋のまま水面に30分程度浮かべて水温を合わせ、その後袋の口をあけて少しずつビオトープの水を入れ、水質に慣らす「水合わせ」を丁寧に行います。温度や水質の急激な変化によるショックを防ぎ、元気に泳ぎ出せるようゆっくり時間をかけて投入しましょう。

メダカを無事投入し終えたら完成です!最初のエサは少し時間を置き、メダカが落ち着いてからあげます。
あとは気の済むまでじっくりと眺めて楽しみましょう!

メダカを眺めていると時間も疲れも溶けていきます…

💡水草ビオトープを作る際のプチ注意点!

  • 直射日光が一日中当たる場所は水温が上がりすぎるため避け、半日陰程度の場所を選びましょう。 すだれなどを半分かけて日よけをするのもおすすめです。
  • 容器の置き場所は、強風で倒れにくい安定した場所を選んでください。
  • 猫や鳥がメダカを狙うことがあるため、心配な場合は目の細かいネットをかけておくと安心です。
  • 水草を入れすぎると酸欠の原因になることがあるため、容器の水面の3分の1程度を目安にしましょう。たくさん入れたい場合は、ソーラー稼働のブクブクなどを設置すると安心です。

❓完成後のお世話はどうする?

ビオトープは季節ごとのちょっとしたお世話でぐっと長持ちします。ここでは春夏・秋冬に分けて、餌やりと水替えの目安をご紹介します。

春夏(メダカが活発に動く季節)

  • 餌やり:水温が15℃を超えると食欲が出てくるので、1日1〜2回、2〜3分で食べきる量を目安に与えます。夏場の産卵シーズンには1日3回程度に増やしてもOKです
  • 水替え:週に1回程度、全体の1/3程度を目安に。真夏は水が傷みやすいので、水質チェックをこまめに行います

秋冬(メダカの動きが鈍る季節)

  • 餌やり:気温が下がるころから1日1回程度に減らし、水温が10℃を下回る冬場になると休眠状態となるため、基本的に餌は不要です。暖かい日中だけ少量与える程度でOKです
  • 水替え:月1回程度、または様子を見ながら最小限に。冬眠中は水を動かさない方が安心です
  • その他:凍結対策として発泡スチロールで覆う、日当たりの良い場所に移すなどの工夫を行います。水面が多少凍る程度ではメダカに影響はありません。

広島県内でめだかを選べる販売店

GoogleMap めだかの館より

容器と水の準備ができたら、いよいよメダカをお迎えしましょう!
「どこで買えばいいの?」「近所のホームセンターで十分?」と迷う方も多いと思いますが、広島県は「改良メダカ発祥の地」と呼ばれるほどメダカ販売が盛んな土地。専門店ならではの丈夫な個体や、飼育のコツを直接聞けるというメリットがあります。

初めての方は、オレンジ色が鮮やかな「ヒメダカ」や、野生に近く丈夫な「クロメダカ」あたりから始めるのがおすすめですが、慣れてきたら「楊貴妃メダカ」のような改良品種にも挑戦しやすくなります。

■ めだかの館(廿日市市)|まずは見て選びたい人に

引用:GoogleMap

「楊貴妃メダカ」という人気品種が生まれたお店として知られる老舗です。実際に泳ぐ姿を見ながら選べるので、初めての方でも「元気そうな個体はどれか」「おすすめの育て方」などを店員さんに相談しやすいのも安心ポイントです。

引用:公式facebook

3月〜11月の第1日曜には「めだか村メダカ市」というイベントも開催されており(オンライン開催もあり)、その他、展示会や抽選会・メダカすくいなど各種イベントも豊富です。
店舗周辺が自然豊かな憩いの場となっていますので、お出かけがてら立ち寄るのにもぴったりです。

住所:広島県廿日市市宮内3500-2  営業時間:土日月曜日 9:00〜12:00/13:00〜17:00
アクセス:山陽自動車道 宮島SA(ETC専用出入口)から車で約5分、廿日市ICから約10分

■ M-Link江田島(江田島)|現地販売も通販も

公式Instagramより

江田島市を拠点に活動するメダカ屋さんです。店舗での販売のほか、市内のホームセンター(DCM坂店・川内店など)で定期的にメダカの即売会やメダカすくいイベントを開催しており、珍しい品種を実際に見比べながら選べるのも魅力です。
品評会入賞実績もあり、オリジナル個体の全国配送もされているので、気になるメダカがいる方はインスタDMにてご相談されるのもおすすめです。

引用:GoogleMap

住所:広島県江田島市江田島町鷲部1丁目38-3
営業時間:日曜日 10:00~ 

■ 日本改良めだか研究所(福山市)|通販でも実物を見ながらじっくり選びたい人に

福山エリアのメダカ専門店。実店舗だけでなく、オンラインストアの「厳選上物個体ページ」では実際に購入できる個体の写真を見ながら選べます。また、その他の品種でも希望があれば現在の個体の写真確認ができるので、「思っていたのと違った」ということが起きづらく、通販が初めての方でも安心して相談しながら進められます。

引用:GoogleMap

改良では特に、錦鯉のような色味の「三色メダカ」や「黒色系のメダカ」に力を入れておられるので、お好みの方はぜひ一度覗いてみてください。

引用:公式サイト

住所:広島県福山市神辺町上竹田1002−1 
営業時間 13:00~17:00 木曜定休日

■ めだかの宿|約100種類のメダカから選びたい人に

福山市赤坂町にあるメダカ専門店で、取り扱い品種は約100種類とバリエーション豊富なお店です。1回500円でメダカすくいもあり(保証付き)。

引用:GoogleMap

サンドブラスト加工による切子グラスなどのオリジナル雑貨作りも行っており、メダカ以外の楽しみも見つかるユニークなお店です。
営業日が不定期なこともあるため、訪問前に電話で在庫や営業状況を確認しておくと安心です。

住所:広島県福山市赤坂町早戸1087-2  電話:090-7898-2073 
営業時間 平日13:00~17:00 土日祝10:00~18:00 火曜定休日

■ nori.medaka養魚場(世羅町)|150種以上の豊富な品種から選べる

広島県世羅郡世羅町にある養魚場で、メダカを専門に扱われています。取り扱い品種は150種類以上と豊富なうえ、近隣の農園や道の駅への卸し、地域のお祭りイベントへの出店など、精力的に活動されているのも特徴です。

引用:公式インスタグラム

人気品種が対象になることもある「1匹100円セール」がゲリラ的に開催されることもあり、SNSは要チェックです。すでに規模の大きい養魚場ですが、さらに新たな飼育場の増設も予定されているとのことで、今後の展開にも注目です。日々の様子やイベント情報はInstagram・Facebookで随時発信されています。

住所:〒729-6711 広島県世羅郡世羅町黒川1290-14
訪問の際はインスタのDMに要連絡

■ 広島ピースガーデン (広島メダカ)(通販)|元気な個体や購入後のサポートにこだわりたい人に

引用:公式サイト

改良メダカのブリーダーとして18年以上の実績を持つ通販専門ショップです。広島県内でも水がおいしいことで知られる神山地方で、灰ケ峰から湧き出る名水を飼育水に使い元気な個体を育てているのが特徴です。
公式サイトだけでなく、AmazonやYahoo!ショッピングなどで様々な改良メダカの生体や卵を購入でき、また育て方や綺麗な色柄の出し方など詳しい冊子も同封してもらえるので、初めての方にも安心です。『メダカの子育て支援』として無料のLINEサポートも。メダカ飼育とその普及に熱い情熱を感じるお店です。

引用:公式サイト

通信販売専門(呉市) 年中無休 受付時間 9:00~21:00
ネットでの注文は24時間受け付けています

■ グリーン館(東広島市)|熱帯魚屋さんでメダカも見てみたい人に

西条エリアにある養魚店で、金魚や熱帯魚をはじめ、メダカも豊富に取り扱っています。飼育設備やアクアリウム用品、ヌマエビや貝・ミジンコなども一緒に揃うので、「ビオトープ以外にも水槽で何か飼ってみたい」という方や、飼育グッズを実物で見比べたい方にもおすすめです。

住所:広島県東広島市西条西本町10-6  営業時間:10:00~18:00 電話:082-424-9908

■ もっと手軽に近くでメダカをお迎えしたいときは…

ここまで紹介したお店は専門店ならではの魅力がある一方、「そこまで遠出はできない」「まずは気軽に始めてみたい」という方も多いはずです。そんなときは、身近なホームセンターやペットショップも選択肢に入れてみましょう。

カインズ、コーナン、DCM、アミーゴなどの大手ホームセンターやペットショップでは、春から夏にかけてヒメダカやクロメダカなどの定番品種を取り扱っていることが多く、ビオトープ用の道具や水草などと一緒にその場で揃えられるのが便利です。
ただし取り扱いは春〜夏が中心で、秋以降は品揃えが少なくなったり、扱いがなくなったりする店舗もあるため、時期によっては近隣の店舗に在庫があるか事前に確認しておくと安心です。

まずは近場で手軽に始めてみて、慣れてきたら専門店で少し珍しい品種に挑戦してみる、というステップアップの楽しみ方もおすすめです!

💡 購入前に確認しておきたい3つのポイント

メダカは生き物なので、店舗によって営業日が限られていたり、冬場は販売を控えていたりすることがあります。購入前に次の3点をチェックしておくと安心です。

・公式サイトやSNSで最新の営業状況を確認する
・実店舗の場合は事前に電話で在庫や来店時間を確認する
・通販の場合は到着時の状態確認や保証範囲を購入前にチェックする

■ まとめ

ビオトープと元気なメダカが揃えば、あとは少しのお手入れと、毎日眺めてゆったり楽しむ癒しの生活が待っています。
最初の一匹は近くのお店で実物を見て選んでも、通販でじっくり比較して選んでも構いません。
広島県はメダカ選びの選択肢が豊富なエリアです。ぜひ気になるお店から、メダカ飼育の第一歩を踏み出してみてくださいね!

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